指揮者プロフィール

 武田光史(たけだこうじ)Koji Takeda

武田光史
1973年横浜市出身。父は横浜市、母は南大東村出身。逗子開成高校卒業。東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻卒業。沖縄県立芸術大学大学院音楽芸術研究科演奏芸術専攻ピアノ専修修了。第22回沖縄ピアノコンクールグランプリ受賞。これまでにピアノを鈴木トヨミ、平塚久子、鹿目美智子、日比谷友妃子、渡辺健二、平井丈二郎、岩崎セツ子の各氏に、指揮法を遠藤雅古氏に、和声を安藤久義氏に師事。現在沖縄県立芸術大学音楽学部非常勤講師。2010年より毎年秋に南城市文化センターシュガーホールにてピアノリサイタルを開催。今年度は11月23日(火)に開催。2011年度(第46回)沖縄タイムス芸術選賞奨励賞受賞。


ソリストプロフィール

 知念利津子 Ritsuko Chinen ソプラノ

知念利津子
沖縄県立芸術大学声楽専攻卒業、同大学大学院修了。ドイツ・イタリアへ留学。帰国後、ヴェルディ・モーツァルト・フォーレ作曲《レクイエム》、《交響曲第9番》ソプラノソロを務める。《こうもり》ロザリンデ、《コジ・ファン・トゥッテ》フィオルディリージ、《修道女アンジェリカ》表題役《魔笛》侍女1役を演じる。沖縄県本土復帰40周年記念式典国歌演奏。2016年リサイタル、2020年ソロコンサート開催。第52回沖縄タイムス芸術選賞奨励賞受賞、日本演奏連盟会員、日本オペラ協会正会員、藤原歌劇団準団員、沖縄県立芸術大学、琉球大学非常勤講師。

 新垣寿賀子 Sugako Aragaki メゾソプラノ

新垣寿賀子
沖縄県立芸術大学声楽専攻卒業。在学中、同大学開学10周年記念オペラ『フィガロの結婚(マルチェリーナ役)』に出演。同大学院修了後、沖縄県国外派遣留学生としてドイツへ留学。在独中にはカッセル音楽院国際夏季アカデミーに参加、ファイナルコンサートに出演しディプロムを取得。’03年、パレット市民劇場において「帰国リサイタル」を開催。沖縄オペラ協会公演にて『椿姫(フローラ役)』『リゴレット(マッダレーナ役)』『仮面舞踏会(ウルリカ役)』『ドン・カルロ(エボリ公女役)』に出演、各役とも好評を博した。’10年、音楽劇『モーイのとんち(お母役)』出演。’12年、「ピアノとギター伴奏によるサロンコンサート(沖縄市)」、’15年、「日本歌曲のサロンコンサート(東京)」を開催。’16年、南城市・シュガーホール主催の創作オペラ『あちゃーあきぬ島(母役)』に出演し好評を博す。’20年、那覇バプテスト教会において「ソロリサイタル」を開催。その他、「メサイア」「第九」「モーツァルト・レクイエム」「バッハ・カンタータ第174番」など、数多くの演奏会にソリストとして出演。
現在、那覇市首里にて「Musikschule Arakaki」を主催。

 喜納響 Kina Hibiki テノール

喜納響
糸満市出身。沖縄県立開邦高校芸術科音楽コース卒業。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。同大学大学院修士課程(独唱)修了。日本トスティ歌曲コンクール2019にて5位入賞及びトスティ・ベルカント賞受賞。
ベートーヴェン作曲「第九」、ヘンデル作曲「メサイア」等のテノールソリストを務める。オペラでは、プッチーニ作曲《ジャンニ・スキッキ》、《トスカ》、ヴェルディ作曲《オテッロ》等に出演。演奏の傍ら、理事を務める「(一社)楽友協会おきなわ」で文化庁の委託事業として『不登校児童生徒を対象とした音楽ワークショップ』や、副代表を務める「歌あしびなぁ研究会」の“プロの声楽家が歌う校歌を学校に届けよう”という『校歌をうたおうプロジェクト』を行うなど、「社会」と「音楽」を結び付ける活動も行っている。
これまでに声楽を市原多朗、山田健の両氏に師事。上記他、沖縄県立芸術大学非常勤講師、森の音楽館那覇・安里校代表。

 仲本博貴 Hirotaka Nakamoto バリトン

仲本博貴
沖縄県立芸術大学卒業、同大学院修了。ミュンヘン国立音楽大学大学院修了。
第75回、第81回日本音楽コンクール声楽部門入選。第5回長久手国際オペラ声楽コンクール第三位。新報音楽コンクール声楽部門・一般の部第一位。 これまでにミュンヘン・プリンツレゲンテン劇場及び、ニュルンベルク市立歌劇場にてグルック作曲《メッカの巡礼》ヴェルティゴ、ルーマニア・ヤシ歌劇場にてモーツァルト作曲《コシ・ファン・トゥッテ》グリエルモ、ミュンヘンカール・オルフザールにてウルマン作曲《アトランティスの皇帝》タイトルロール、サイトウキネンフェスティバル(青少年の為のオペラ)にてフンパーディンク作曲《ヘンゼルとグレーテル》ペーター、小澤征爾音楽塾にてプッチーニ作曲《蝶々夫人》ヤマドリ、神官、モーツァルト作曲《魔笛》パパゲーノ、《フィガロの結婚》伯爵、プロコフィエフ作曲《修道院の恋》シャルトルーズ、メノッティ作曲《泥棒とオールドミス》ボブ役で出演した。また、初演作品に於いて三枝成彰作曲オペラ《KAMIKAZE -神風》野島久一伍長、中村透作曲オペラ《あちゃーあきぬ島》龍王を演じ、瑞慶覧尚子作曲合唱組曲《喪のある景色》ではバリトンソロとして出演した。宗教曲、コンサートのソリストとしては、バッハ作曲《ヨハネ受難曲》、《クリスマスオラトリオ》、《ヒンメルスファーレン》、ヘンデル作曲《メサイア》、ハイドン作曲《天地創造》、 モーツァルト作曲《レクイエム》、ベートーヴェン作曲《第九》、マーラー作曲《若人の歌》、 ハイドン、モーツァルト、シューベルトミサ曲をドイツ、スペイン、国内で演奏した。バイエルンの作曲家50人では、ヨーゼフ・スーダーの歌曲を演奏し、バイエルン・クラシックにてラジオ放送された。沖縄県立芸術大学非常勤講師、日本声楽発声学会会員、日本声楽発声学会・沖縄声楽発声研究会理事。


伴奏者プロフィール

 大城伸悟 Shingo Oshiro ピアニスト

大城伸悟
沖縄県立芸術大学音楽学部卒業、同大学大学院修了。ドイツ・デトモルト音楽大学歌曲伴奏科卒業。これまでに、嘉陽笑子、宮城正枝、佐久間龍也、ライ ナー・ヴェーバー、ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ、クリスタ・ ルートヴィヒに師事する。第6回おきでんシュガーホール新人演奏会オーディションにて共演者賞を受賞。デトモルト音楽大学在学中より、声楽、管楽器クラスの非常勤伴奏員を勤めた。室内楽シリーズ Ensemble X、A.シェーンベルク:《月に憑かれたピエ ロ》、B.バルトーク:《二台のピアノと打楽器のためのソナタ》、G.C.メノッ ティ:オペラ《電話》、F.プーランク:オペラ《人間の声》、N.リムスキー=コルサコフ:オペラ《モーツァルトとサリエリ》、P.マスカーニ:オペラ《ザネット》、H.ヴォルフ:《イタリアの歌の本》全曲演奏、S.プロコフィエフ:バレエ《ロメオとジュリエット》の意欲的な企画で脚光を浴びた。一般社団法人楽友協会おきなわ代表理事、一般社団法人沖縄県立芸術大学同窓会理事、沖縄県立芸術大学非常勤講師。


 山根貴志 Takashi Yamane ピアニスト

山根貴志
沖縄県立芸術大学音楽学部卒業ならびに同大学院修了。
ピアノソロおよびデュオリサイタルや室内楽コンサート等を多数開催。声楽伴奏では特に歌曲の演奏解釈、合唱伴奏で高い評価を得ている。第2回沖縄国際音楽祭「第九in OKINAWA」ではディミトラ・テオドッシュー氏と2晩のソプラノリサイタル共演。
 沖縄県立芸術大学音楽学部ピアノコース非常勤講師を経て、現在では沖縄古来のわらべ唄等を保存し継承する活動に積極的に関わる傍ら、後進の育成や作曲・編曲活動に力を注いでいる。
 ピアノを東迎りい子、喜屋武明子、岩崎セツ子の各氏に、リート解釈法をノーマン・シェトラー、チャールズ・スペンサーの各氏に師事。